事業内容
中国の技術開発力の台頭
<出願特許数>
2020年02月 日経新聞公開
今回調査した10分野は、今後10年の閒に様々な産業領域に応用が見込まれる基幹技術を対象とした。例えばAIで先行できれば自動運転や再生医療でも優位に立つなど相乗効果は大きく、10分野での技術覇権は国の競争力そのものを左右する可能性がある。
10分野の国別出願件数ランキング(2017)
中国が先行している10の先端基幹技術
2017年の国別順位を詳しくみると、件数ベースでは中国が一人勝ちの様相だ。10分野中9分野で
中国が首位となった。10分野の17年単年の合計件数の49%を占めた。
中国の技術開発力の台頭
<優れた論文者数ランキング>
2020年02月 日経新聞公開
優れた論文著者数
研究の最先端の現場で日本の存在感は薄れている。優れた論文著者数ランキングでは世界11位に沈んだ。ここでも米中が2強。「技術立国」を自称する日本だが第2次産業革命を支えたものづくり技術が中心だ。世界の潮流がデジタル中心の第4次産業革命に突入した今、日本の技術覇権は5年後も危うい。日本には現実を直視した戦略策定とやる気が求められている。